Phonetic Addin リリース
Word, Excel, PowerPointで発音記号の簡単な入力できます。
Word, Excel, PowerPointでUnicode解析・入力できます。
フリーウェア(フリーで無料のアドイン)です。
英語の学習・中国語の学習で、発音記号の入力が必要な方のお役に立てれば幸いです。
対応ソフト
Word 2016 / Excel 2016 / Power Point 2016 用です。
.zipの中にWord用アドイン・Excel用アドイン・PowerPoint用アドインが同梱されています。お使いになりたい物を選択してインストールしてください。一応下記の旧版もダウンロード可能な状態にしておきます。
最新版は以下のアドレスで公開し続けるものとします。
使い方の紹介(簡易版)
ダウンロード、インストールしてください。Excel, Word, PowerPointどれでも同じ使い方です。
インストール時にでるメッセージが気になる方は以下を参照ください。
“Chars Code”タブを選択。
Phonetic Keyboard機能 (発音記号入力用スクリーンキーボード機能)
発音記号とアクセント・ピンインなどの文字が、Unicodeとその結合文字で表現されるため、これらを簡単に扱えるようにするために使用する機能です。
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- “Phonetic Keyboard”ボタンを押してください。
- スクリーンキーボードが表示されます。
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- Englishが選択されている場合は英語で使用される発音記号(IPA)を入力するのに適したキー配置になっています。
- シフトをクリックし、ONのままの状態にすると、右下の記号が入力されます
- シフトを押した状態で、”1″ボタンをクリックすると、アクセントも入力可能です。
- 表示・入力テキストボックスに入力された値が表示されます。コピーして使用してください。
- その他、現在2種類の発音記号用スクリーンキーボードが選択可能です。
- Pinyin-Toneはピンインに声調・四声をつけることも可能です。
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- Pinyin-IPAは、ピンインに対応した、IPA(国際発音記号)を入力することが可能です。
Scalar Utility機能
Unicodeはスカラ値とフォントとの関係で、フォントの中で実装されていなかった場合に表示されない値があります。こちらを参照ください。これをフォントとスカラ値を入力して、確認できるようにした機能です。
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- “Scalar Utility”ボタンを押してください。
- “右側に画面が表示されます。
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- 上側は、UnicodeのScalarを指定して、その文字を表示します。
- Updownコントロールで値を変化させてください。フォントの変更も可能です。”U+10280″をQuivira 4.1で表示した例です。(入力したい文字で、どのフォントが対応しているかを判別可能です。)
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- 下側は、サロゲートペアと結合文字の解析が可能になっています。
- 入力域に入力すると、解析を行います。
- またその中の特定の文字を、上側の領域で指定して、どの文字を使用しているか等を見ることができます。
使用許諾
インストール時にも表示されますが、
- フリーウェアです。
- 使用者は本ソフトウェアを本ソフトウェアが意図した用途について自由に使用していただけますが、(office-fun.com)は著作権を放棄しておりません。
- 著作者(office-fun.com)は使用に関して発生した問題に対していかなる物理的・金銭的・法律的・精神的な損失、盗難、事故による損害、誤用等の保証は行いません。また使用者が使用するハードウェア・ソフトウェアの損害につきましても、著作者は一切責任を負いません。
- 改変や変更した本ソフトウェアを使用者以外の不特定多数に配布する事はできません。
- 不具合があった場合でも、修正されない事があります。
- ありのままが仕様です。
です。
履歴
Ver 1.0.0.0 各機能の実装とリリース
2018/06/17リリース
- Word/Excel/PowerPoint全て同じ機能
- Scalar To Code (Scalar Utility Button)
- Phonetic Screen Keyboard (Phonetic Keyboard Button)
- 動作確認 Win10 64bit 日本語
- 開発環境 Win10 64bit VisiualStudio 2017
ダウンロード数履歴
- 2019/04/10 DL数: 151回 (新版はこの数字から引き継ぎました。)
- 2019/02/21 DL数: 99回
- 2018/06/17 DL数: 1回(リリース時)
着想
2011年頃-2012年頃 (Phonetic Screen Keyboard)
国際発音記号(IPA)の入力を簡単にしたいという思いから作成、この段階ではアドインではありませんでした。
バージョンアップ・メンテナンス予定 (自分用メモ)
Phonetic Screen Keyboard
- 内部コード見直しとメンテ性アップ(テストコード追加)
- キー配列編集・ユーザ定義追加機能 (様々な文字でのスクリーンキーボードを簡単に作成可能になります。楔形文字でも、梵字でも。)
- 日本語、ロシア語、注音符号(bopomofo)追加
- 右・中クリック対応
- シフトボタン手抜きして、チェックボックスで作成した部分 (Alt,Ctrl等も)
- タッチスクリーンのタッチ検知の可否調査 ⇒ MouseUp,MouseDown,Clickはタッチスクリーンのタッチでも検出できるようです。こちらとこちらからの判断です。一度、タッチスクリーンあれば、テストしたいのですが、手持ちになく。。
- 六角キー
右クリック等で辞書検索
ルビ機能の調査,IMM,TSFの導入検討 (TJC対応)
ピンイン1234を声調記号に置換
キーフックの有効的な利用 (2種のKeyHock調査)
Unicode Scalar Table (Windows標準の文字コード表のような機能)
全体 Word/Excel/PowerPointのリボンを共通のリボンから作成したい (リファクタリング)
コメント
着想からソフトの作成は意外に簡単にできたのですが、ここまでの形にするのに時間が経ってしまったなぁというのが感想です。やっとやりたいことが1つ形になりました。初めはフリーの小さなソフトとして作成したのですが、VSTOアドインにすることでまとまりが出た感じでました。まだまだ改善点と追加したい機能が山盛りですが、ボチボチ追加したいとおもいます。
方向性としては、語学学習に有効なソフトにしていければなぁと考えています。