Word, Excel, PowerPointで無料で簡単に発音記号入力できるアドインを公開中

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図のようなスクリーンキーボードで発音記号をワード、エクセル、パワーポイントで簡単に入力できるアドイン「Phonetic Addin 」の全機能について以下で説明します。Unicode解析の機能も含む別パネルも用意しています。

また、英語のみになりますが、発音記号の辞書、文書を各行ごとに発音記号を一括して、変換も可能です。

使用目的

語学学習を行う学生さん、先生の皆さんのお役に立てば幸いです。その他、社会人になってからでも語学を学習するようになった方にも。特に発音の学習に効果を発揮するのではと考えています。

  • 全てフリーウェア(フリーで無料のアドイン)です。
  • 現在Ver 1.3.0.0です。
  • Word, Excel, PowerPointで英語・中国語・韓国語漢字の発音記号辞書と読み上げ可能(New!!)
  • Word, Excel, PowerPointで英語・中国語文章への発音記号の割り当て可能(New!!)
  • Excelで英語発音記号メインの単語帳機能(読み上げも可能) (New!!)
  • Word, Excel, PowerPointで発音記号の簡単な入力できます。
  • Word, Excel, PowerPointでUnicode解析・入力できます。
  • Word, Excel, PowerPointでUIがすべて同じものを採用しているため、シームレスに使用できます。
  • 英語・中国語・ロシア語・スペイン語・イタリア語・ボポモホ(Bopomo)の学習で、各文字と発音記号(IPA)の入力がしやすくなります。
  • IPA(International Phoneteic Alphabet:国際音声記号・発音記号)の一覧表に近い形で入力がしやすくなります。
  • 発音の学習にも効果ありと思います。
  • Microsoft Surfaceで試したけど、ほんとによいです。キーサイズを大きくして使用してください。

対応ソフト

  • Word, Excel, Power Point の2016と2019で動作確認済みです。
  • .zipの中にWord用アドイン・Excel用アドイン・PowerPoint用アドインが同梱されています。お使いになりたい物を選択してインストールしてください。

ダウンロード(最新版)

“Phonetic And Unicode Addin v 1.3.0.0 (Word,Excel,PowerPoint)” をダウンロード Phonetic_Addin_Installers_v_1_3_0_0.zip – 648 回のダウンロード – 8 MB

使用許諾

インストール時にも表示されますが、以下の通りになります。

  • フリーウェアです。
  • IPA発音記号キーボードの部分はCC BY-SA
  • 英語発音記号辞書はCMUの発音記号辞書を使用しています。
  • 中国語の発音記号はUnihan, 異体字はUnihanと異体字データベースを使用しています。
  • 使用者は本ソフトウェアを本ソフトウェアが意図した用途について自由に使用していただけますが、(office-fun.com)は著作権を放棄しておりません。
  • 著作者(office-fun.com)は使用に関して発生した問題に対していかなる物理的・金銭的・法律的・精神的な損失、盗難、事故による損害、誤用等の保証は行いません。また使用者が使用するハードウェア・ソフトウェアの損害につきましても、著作者は一切責任を負いません。
  • 改変や変更した本ソフトウェアを使用者以外の不特定多数に配布する事はできません。
  • 不具合があった場合でも、修正されない事があります。
  • ありのままが仕様です。

インストール

  1. .zipを開くとExcel用、PPT用、Word用のインストーラがあります。(②)お好きなものをクリックすると以下のような画面が表示されますので、”I accecpt …”のチェックボックスをチェックして、Insatallボタンを押してください。黄色の画面がでますが、OKを押してください。同様に”PhonectiDictionary.msi”(①)もありますので、こちらもインストーラ追加してください。こちらは、英語発音記号辞書・中国語簡体字・繁体字ピンイン変換のデータ本体です。

2.終了したら、Finishを押してください。

その他のメッセージ(インストーラをクリックしたとき)

インストール時にでるメッセージが気になる方は以下を参照ください。

インストール時に出るメッセージ Windows10のいつごろからかメッセージが出るようになってようです。 対処 ユーザが...

バージョンアップ時にうまくいかないとき

バージョンアップの場合はインストールで上書きインストールできる予定ですが、うまくいかない場合は前のバージョンをアンインストールしてからインストールしてください。

アドインのアンインストール方法を以下に示します。 1.Windows → コントロールパネル を開きます。 2.コントロール...

発音記号辞書機能の使用方法

発音記号辞書を使用して、スペルを入力すると、英語13万語程度、簡体字 3万4千語、繁体字4万1千語の発音記号を表示可能です。(同梱されている”PhonectiDictionary.msi”は必ずインストールしてください。)

    1. “Chars Code”タブを選択。
    2. “Dictionary”ボタンを押してください。
    3. “Target Word”に入力すると、発音記号記号表示します。また”Speech”ボタンを押すと英語の発話が可能です。
    4. その他、”Sentence”では文章への発音記号割り当ても可能です。

上の欄に小文字でスペルを入力すると、発音記号が出力されます。Speechボタンで読み上げも可能です。

英語の読み上げには音声合成のためのパッケージが必要です。以下の手順で英語パッケージをダウンロードしてください。

音声パッケージについて Windows8あたりから音声合成で文字の読み上げ(TTS: Text to Speech)が可能になってい...

文章単位の発音記号割り当て機能の使用方法

英語・中国語で発音記号辞書を使用して、文章に一括で発音記号を割り当て可能です。(同梱されている”PhonectiDictionary.msi”は必ずインストールしてください。)

    1. “Chars Code”タブを選択。
    2. “Sentence”ボタンを押してください。
    3. 上の欄に文書を入力すると、一行ごとに文書+各単語への発音記号記号表示します。

発音記号を文章に一括で変換・割り当てた様子。

簡体字も繁体字も可能です。

中国語の学習で、まとめて一括で漢字からピンインに逆変換したい、歌詞・文章のピンインを逆引きしたい場合に便利な機能をアドインにバージョンア...

Flash Card(発音記号単語帳機能)

こちらは英語・エクセルのみの機能になりますが、スペルの横or下に出力可能です。先頭のセルをクリックして、下の例では縦(Vertical)に6セル(Num of Cells)で、”Get Phonetic Symbol”を押すと、一つ隣のセルに発音記号を出力可能です。辞書の中にない発音記号は空欄になります。また同様の操作で”Speech”ボタンを押すと各単語を読み上げます。(ただし別のExcel窓と行き来すると、クリック追従が外れてしまうので、一度×ボタンを押して、隠してください。再度表示すると、クリック追従します。)

Phonetic Keyboard機能の使用方法

  • 英語・中国語・ロシア語・スペイン語・イタリア語・ボポモホ(Bopomo)の学習に必要な各文字とIPAの入力が可能になります。
  • IPA(International Phonetic Alphabet:国際発音記号・発音記号)の一覧表に近い形で入力が可能になります。
  • Word, Excel, PowerPointでUIがすべて同じものを採用しているため、シームレスに使用できます。

言語別発音記号キーボード

    1. “Chars Code”タブを選択。
    2. “Phonetic Keyboard”ボタンを押してください。

    1. スクリーンキーボードが表示されます。

    1. Englishが選択されている場合は英語で使用される発音記号(IPA)を入力するのに適したキー配置になっています。
    2. Altをクリックし、ONのままの状態にすると、右下の記号がハイライトされます。

    1. クリックすると、ハイライトされた方が、テキストボックスに入力されます。

    1. Altを押した状態で、”1″ボタンをクリックすると、アクセントも入力可能です。

    1. 表示・入力テキストボックスに入力された値が表示されます。コピーして使用してください。
    2. “Setting”ボタンを押して、ShapeをHexagonal等に変え、Applyボタンを押してください。

    1. Hexagonalキー

    1. Ellipseキー

    1. 言語の切り替えは、左上のコンボボックスから選択してください。

    1. “Font”ボタンで入力テキストボックスのフォントが切り替わります。

English (英語の発音記号)

AltキーON

Bopomofo・注音符号(台湾)

AltキーON

Bopomofo-Pinyin・注音符号(台湾)

AltキーON

Italian (イタリア語の発音記号)

AltキーON

Spanish (スペイン語の発音記号)

AltキーON

Russian (ロシア語の発音記号)

AltキーON

Pinyin-Tone(中国語の発音記号)

AltキーON

Pinyin-IPA(中国語の発音記号とIPA)

AltキーON

IPA発音記号キーボード

  • 本キーボードは、International Phonetic AssociationがCC BY-SAで公開されているFull IPA Chartを参考に作成しました。
  • この表に定義されているコードは全て入力可能です。
  • 一部のキー配列が表示用のフォントで表示不可ですが、表示用のフォントインストールした環境であればテキストボックス内では表示可能と思います。
表形式と、キーボード形式の表示の変更方法
    1. IPA-PULMONICを選択してください。

    1. 先ほどの機能でも使えますが、Settingボタンから設定パネルを表示させ、Table→Applyを選択してください。

    1. ボタンの並びを変化させることも可能です。とくにIPA-PULMONIC,IPA-NONPUMONIC等ではTable形式の方が見やすいかと思います。

IPA-PULMONIC

ALTキーON

IPA-VOWELS

IPA-NONPULMONIC

IPA-DIACRITICS

IPA-OHTERSYMBOLS

DPIの異なるモニターへの対応

DELLの古いパソコンで開発を行い、その後、Win On Macでこのアドインをインストールした際に、キーのサイズが小さく表示されるという現象がありました。これはモニタのDPIが異なるためかと思いましたので、この現象に対応するためにキーのサイズを変更できるように修正しました。適宜、使用時に大きさを変更してください。

    • “Setting”パネル→ Magnification 150%に設定したとき

    • “Setting”パネル→ Magnification 100%に設定したとき

    • “Setting”パネル→ Magnification 31%に設定したとき

Scalar Utility機能機能の使用方法

Unicodeはスカラ値とフォントとの関係で、フォントの中で実装されていなかった場合に表示されない値があります。こちらを参照ください。これをフォントとスカラ値を入力して、確認できるようにした機能です。

    1. “Scalar Utility”ボタンを押してください。
    2. “右側に画面が表示されます。

    1. 上側は、UnicodeのScalarを指定して、その文字を表示します。
    2. Updownコントロールで値を変化させてください。フォントの変更も可能です。”U+10280″をQuivira 4.1で表示した例です。(入力したい文字で、どのフォントが対応しているかを判別可能です。)

    1. 下側は、サロゲートペアと結合文字の解析が可能になっています。
    2. 入力域に入力すると、解析を行います。


  1. またその中の特定の文字を、上側の領域で指定して、どの文字を使用しているか等を見ることができます。

開発の経緯

2011年頃自分自身の英語の学習と中国語の学習において、発音の重要性を持ったので発音記号に興味を持ちました。PCでの発音記号の入力のやり辛さに不満があり、今回のような発音記号のキーボードに関しては、当時着想をもちある程度の実装までを行っていました。またUnicodeとフォントとの関係についてもある程度調べがついていたが、今ほど知識もなく。当時のフォント自体の実装も今ほど充実していなかったこともあり、色々と考えたり、発表する場も持っておらず、また完成度も低かったので、発表に二の足を踏んでいる間に時が過ぎてしまいました。

その後、20171年頃にVSTOを知り、Officeソフトの中に組み込む手段があること、完成度を高めるだけの力と発表する力がついたこと、またUnicodeとフォントの関係を整理しているときに本キーボードを実装していたことを思い出しました。VSTOについては以下参照ください。

OfficeのアドインとVBA等をメインに開発方法を説明していきます。

意外に簡単にOfficeに組み込めたために、V.1.0.0.0を発表しました。

自分のやりたいことを随時アップデートし、今のバージョンに至ります。

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