簡単に中国語文章をピンイン・四声に逆変換できる機能を追加!

したいこと
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中国語の学習で、まとめて一括で漢字からピンインに逆変換したい、歌詞・文章のピンインを逆引きしたい場合に便利な機能をアドインにバージョンアップで追加しました。四声を表す声調符号・声調記号も調べられます。ワード(Word)/エクセル(Excel)/パワーポイント(パワポ)のフリーで無料のアドインとして利用可能です。以下で簡単な使い方をご覧下さい。

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使い方

CHARS codeのタブを選択し、Sentenseボタンを押します。

アドインのSentenseボタン

簡体字の場合は、simplified chineseを選択。繁体字の場合は、traditional chineseを選択。

Sentenceパネルの表示

上のテキスト部分に、逆変換したい文章をコピペして下さい。

ピンインに変換したい文書を貼り付け

(例文 魯迅・狂人日記)

ボタンを押すと、中国語の文章を一括変換します。(変換中はワード/エクセル/パワポが触れません。)

変換ボタン押す

あとは、ワードの本文や、エクセルのセル・テキストボックス、パワポのテキストボックスに貼り付けて、簡体字に適したフォントで整形しながら、ピンイン付き歌詞カードや、学習用の単語カードなどに仕立て上げて下さい。ほぼボタン一発で簡単です。

ワードのアドイン実行例
パワーポイントのアドイン実行例

ダウンロード&インストール

ご自分のパソコンにワードがあることを確認して下さい。なければ用意して、下記よりダウンロードし、インストールして下さい。

“Phonetic And Unicode Addin v 1.3.0.0 (Word,Excel,PowerPoint)” をダウンロード Phonetic_Addin_Installers_v_1_3_0_0.zip – 5027 回のダウンロード – 8 MB

インストールでわからない事があれば下記リンクを参照。

この機能追加でできる事

  • ワード(Word)/エクセル(Excel)/パワーポイント(パワポ) で一括して中国語の文章をピンインに逆変換できます。声調・四声を含む形で逆変換できます。
  • 簡体字の漢字→ピンイン逆変換、繁体字の漢字→逆変換も可能です。
  • 漢字→ピンインのデータの数は簡体字で34,000文字程度、繁体字で41,000文字程度あります。
  • 一回で変換できる分量としては、ゴリっと6万文字程度までは確認済みですがあんまりあっても。勢い拡張しましたが、分量が多いと見るのが大変かと。小分けにして確認して下さい。スピードはCPUとメモリによるかと思いますので、明記はしません。
  • 簡体字のデータにはいくつかの同形異音(同じ漢字で別の音)のデータがありますので、multipleのチェックボックスにチェックを入れて下さい。*マークがついているピンインは、最も異音データの中でも最も頻度の高いものが表示されています。+マークは、頻度データがないため、最初のデータを表示するようにしています。-マークは、ピンインのデータがありません。
  • 詳細なデータが知りたい場合は、dictionaryボタンから、パネルを起動して個別の漢字のみのデータを表示できますのでそちらをご活用下さい。繁体字は異体字データが多数使用できます。
  • こちらのパネルでは、Windowsに標準で搭載されている読み上げを機能を使用して、漢字の読み上げが可能です。(標準で供給される読み上げデータをインストールしていれば、使用可能です。)
  • 他にも、以前からある機能で、ピンイン(四声・声調)を入力できるスクリーンキーボード機能も備えていますのでご活用下さい。

ピンイン変換した信頼性は?

漢字→ピンインのデータは、unihanを使用。ライセンスはこちらで確認済み。様々な場所で使用されているようです。変換の信頼性としては、WEBで同様の検索ができるサービス「どんと来い、中国語」さんと同等であることを確認しています。

まとめ

中国語をピンイン変換して、教材作成、自分だけの学習教材や、中国語学習にお役立ていただければ、幸いです。インストール版なのでネットワークにつながらない場所でも使用できます。

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