中国語の学習で、まとめて一括で漢字からピンインに逆変換したい、歌詞・文章のピンインを逆引きしたい場合に便利な機能をアドインにバージョンアップで追加しました。四声を表す声調符号・声調記号も調べられます。ワード(Word)/エクセル(Excel)/パワーポイント(パワポ)のフリーで無料のアドインとして利用可能です。以下で簡単な使い方をご覧下さい。
使い方
CHARS codeのタブを選択し、Sentenseボタンを押します。
簡体字の場合は、simplified chineseを選択。繁体字の場合は、traditional chineseを選択。
上のテキスト部分に、逆変換したい文章をコピペして下さい。
(例文 魯迅・狂人日記)
ボタンを押すと、中国語の文章を一括変換します。(変換中はワード/エクセル/パワポが触れません。)
あとは、ワードの本文や、エクセルのセル・テキストボックス、パワポのテキストボックスに貼り付けて、簡体字に適したフォントで整形しながら、ピンイン付き歌詞カードや、学習用の単語カードなどに仕立て上げて下さい。ほぼボタン一発で簡単です。
ダウンロード&インストール
ご自分のパソコンにワードがあることを確認して下さい。なければ用意して、下記よりダウンロードし、インストールして下さい。
インストールでわからない事があれば下記リンクを参照。
この機能追加でできる事
- ワード(Word)/エクセル(Excel)/パワーポイント(パワポ) で一括して中国語の文章をピンインに逆変換できます。声調・四声を含む形で逆変換できます。
- 簡体字の漢字→ピンイン逆変換、繁体字の漢字→逆変換も可能です。
- 漢字→ピンインのデータの数は簡体字で34,000文字程度、繁体字で41,000文字程度あります。
- 一回で変換できる分量としては、ゴリっと6万文字程度までは確認済みですがあんまりあっても。勢い拡張しましたが、分量が多いと見るのが大変かと。小分けにして確認して下さい。スピードはCPUとメモリによるかと思いますので、明記はしません。
- 簡体字のデータにはいくつかの同形異音(同じ漢字で別の音)のデータがありますので、multipleのチェックボックスにチェックを入れて下さい。*マークがついているピンインは、最も異音データの中でも最も頻度の高いものが表示されています。+マークは、頻度データがないため、最初のデータを表示するようにしています。-マークは、ピンインのデータがありません。
- 詳細なデータが知りたい場合は、dictionaryボタンから、パネルを起動して個別の漢字のみのデータを表示できますのでそちらをご活用下さい。繁体字は異体字データが多数使用できます。
- こちらのパネルでは、Windowsに標準で搭載されている読み上げを機能を使用して、漢字の読み上げが可能です。(標準で供給される読み上げデータをインストールしていれば、使用可能です。)
- 他にも、以前からある機能で、ピンイン(四声・声調)を入力できるスクリーンキーボード機能も備えていますのでご活用下さい。
ピンイン変換した信頼性は?
漢字→ピンインのデータは、unihanを使用。ライセンスはこちらで確認済み。様々な場所で使用されているようです。変換の信頼性としては、WEBで同様の検索ができるサービス「どんと来い、中国語」さんと同等であることを確認しています。
まとめ
中国語をピンイン変換して、教材作成、自分だけの学習教材や、中国語学習にお役立ていただければ、幸いです。インストール版なのでネットワークにつながらない場所でも使用できます。