Officeの歴史を振り返ると、Officeが現在なぜ、このような構成になっていったのか?Office365に力を入れ始めたのかなどが推察できます。
歴史の区分
競合を含めた全体をオフィスソフトの歴史を参考に、またそこに上がったソフトを1つずつ調べながら、図にまとめました。全体像と区分は以下のような形です。
文書作成ソフトと表計算ソフトのみ(1978-1988)
現在でもWordのみ、Excelのみで購入できますが、Officeとして購入した方がメリットがおおいので、Officeとして購入されているのではないでしょうか?昔は、PCもソフトも高価で文書作成ソフトのみ、表計算ソフトのみでの購入でした。こういったソフトを購入するために個人用のPCが普及していったといっても過言ではありません。日本語入力がOSレベルで搭載されていなかったせいもあり、日本ではPCではなくワードプロセッサがはやり、各社が出していました。私もワードプロセッサを親に触らせてもらったことがあります。表計算ソフトでは、Lotus1-2-3が人気を博した。
Win95-Office(1989-2005)
Windows95の登場と急速な普及とOfficeのプレインストールにより、Word/Excel(Office)のシェアが圧倒的なものになる。
日本でもWindows95,Windows98の人気により、また日本語にもOSレベル(IME)で対応したことにより、Word/Excel(Office)のシェアが増えていった。
無料Office Suite、クラウドソフトとの競合(2000-)
無料Office Suiteである Open OfficeとLibre Office, Google ドキュメント等が出てくる。また低価格Office SuiteのWPS Office (旧King Office)も発売開始さて、新たな時代に。今まではインストールタイプのソフトがメインであったが、クラウドタイプのソフトが多く出てくる。この流れの中Office365も発売された。
Officeはグループウェアの側面も持っており、Skype等のソフトも含まれ始める。スマホへの対応も行い始める。
まとめ
参考にしながら図解したり、調査することで自分でもOfficeの方向性が整理できました。色々なソフトを含んでいることへの疑問も解消できたように思います。